Cast

オドレイ・トトゥヴァランティーヌ

1976年、フランス、ボーモン生まれ。TVシリーズや短編映画に出演した後、長編映画デビュー作『エステサロン/ヴィーナス・ビューティ』(99)で、セザール賞有望若手女優賞を獲得し、一躍注目される。続いて、主演を果たしたジャン=ピエール・ジュネ監督の『アメリ』(01)が世界各国で大ヒットを記録し、英国アカデミー賞にノミネートされ、世界中から愛される人気女優となる。その後も、ジュネ監督の『ロング・エンゲージメント』(04)でセザール賞、『ココ・アヴァン・シャネル』(09)で同賞と英国アカデミー賞にノミネートされ、フランスを代表する演技派女優として認められる。
2006年には、世界的大ベストセラーをロン・ハワード監督が映画化したハリウッド超大作『ダ・ヴィンチ・コード』に重要な役柄で出演、トム・ハンクスと共演し、自身のキャリアをさらに華やかなものにする。
その他の出演作は、セドリック・クラピッシュ監督の『スパニッシュ・アパートメント』(02)、スティーヴン・フリアーズ監督の『堕天使のパスポート』(02)、ミシェル・ゴンドリー監督の『ムード・インディゴ うたかたの日々』(13)と『グッバイ、サマー』(15)など。
最新作は、ジョン・タートゥーロ監督・出演の『Going Places』(17)。

メラニー・ロランマチルド

1983年、フランス、パリ生まれ。主役を務めた『マイ・ファミリー/遠い絆』(06・未)の演技が高く評価され、セザール賞有望若手女優賞を受賞する。2009年には、クエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』でアメリカに進出し、世界的に注目される。監督としても活躍し、ドキュメンタリー映画『TOMORROW パーマネントライフを探して』(15)は、セザール賞ドキュメンタリー賞を獲得する。美貌と知性をあわせ持つ存在として、称賛されている。
その他の主な出演作は、『スノーボーダー』(03)、『あなたを待つ人生』(04)、『真夜中のピアニスト』(05)、『オーケストラ!』(09)、『黄色い星の子供たち』(10)、ユアン・マクレガー共演の『人生はビギナーズ』(10)、『突然、みんなが恋しくて』(11・未)、『ラスト・アサシン』(11・未)、『グランド・イリュージョン』(13)、ジェイク・ギレンホール共演の『複製された男』(13)、ビレ・アウグスト監督の『リスボンに誘われて』(13)、『ミモザの島に消えた母』(15)、アンジェリーナ・ジョリー監督の『白い帽子の女』(15)など。

ベレニス・ベジョガブリエル

1976年、アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれ。3歳でフランスに移住する。『囚われの女』(00)などに出演した後、ヒース・レジャー共演の『ROCK YOU! [ロック・ユー!]』(01)で、ハリウッドに進出する。その後、私生活でもパートナーであるミシェル・アザナヴィシウス監督の『アーティスト』(11)でチャーミングなヒロイン役を演じて絶賛され、セザール賞に輝き、アカデミー賞®、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞にノミネートされる。
その他の出演作は、『ブラウン夫人のひめごと』(02)、アザナヴィシウス監督の『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』(06・未)と『あの日の声を探して』(14)、『プレデターズ エヴォリューション』(10・未)、『タイピスト!』(12)、カンヌ国際映画祭女優賞を受賞し、セザール賞にノミネートされた『ある過去の行方』(13)、『ラスト・ダイヤモンド 華麗なる罠』(14・未)、『シークレット・オブ・モンスター』(15)、『甘き人生』(16)など。
最新作は、アザナヴィシウス監督の『Le redoutable』(17)。

ジェレミー・レニエアンリ


1981年、ベルギー、ブリュッセル生まれ。主演を務めたジャン=ピール・ダルデンヌ監督の『ある子供』(05)で高く評価され、ヨーロッパ映画賞にノミネートされる。実在のミュージシャンを演じた『最後のマイ・ウェイ』(12)でセザール賞にノミネートされ、ギャスパー・ウリエルがイヴ・サンローランを演じた『サンローラン』(14)では、サンローランのパートナーのピエール・ベルジェに扮し、再び同賞にノミネートされる。その他の出演作は、ジュリエット・ビノシュ共演の『夏時間の庭』(08)、フランソワ・オゾン監督の『しあわせの雨傘』(10)、ダルデンヌ監督の『少年と自転車』(11)など。最新作は、オゾン監督の『L’amant double』(17)。

ピエール・ドゥラドンシャンシャルル


佐藤信介監督、綾瀬はるか主演の『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』(14)に、ダ・ヴィンチのすべてを知る講師役として出演したことで、日本でも知られている。その他の出演作は、『スケート・オア・ダイ』(08・未)、セザール賞を受賞した『L’inconnu du lac』(13)、同賞にノミネートされた、フィリップ・リオレ監督の『Le fils de Jean』(16)、アンドレ・テシネ監督の『Nos années folles』(17)など。最新作は、ヴァネッサ・パラディ共演の『Big Bang』(18)。

Staff

トラン・アン・ユン監督

1962年、ベトナム生まれ。1975年、ベトナム戦争から逃れて、両親と弟とフランスに移住する。エコール・ルイ・リュミエールにて映画製作を学び、1987年に同校の卒業プロジェクトとして制作したものが、短編映画初監督作品となる。
1993年、『青いパパイヤの香り』で長編映画監督デビューを果たす。1950年代のサイゴンを舞台に、裕福な家庭に奉公に出された少女の成長を描いた物語で、パリのスタジオにサイゴンを再現して撮影する。この作品は、カンヌ国際映画祭に出品され、カメラ・ドール(新人監督賞)とユース賞に輝き、新しい才能が出現したと世界を沸かせた。さらに、フランス国内でも高く評価され、セザール賞新人監督作品賞を受賞する。
監督2作目の『シクロ』(95)では、現代のベトナムが抱える様々な問題に焦点をあて、ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞し、トラン・アン・ユンは同部門で受賞を果たした最年少の監督の一人となる。続いて、同じくベトナムを舞台にした『夏至』(00)、ロサンゼルス、フィリピン、香港を舞台にし、ジョシュ・ハーネットや木村拓哉、イ・ビョンホンなど国際色豊かなキャストによるサスペンス『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』(09)を監督する。
2010年、村上春樹の世界的ベストセラー小説を映画化した『ノルウェイの森』を監督。松山ケンイチを主演に迎え、全編を日本で撮影する。

マーク・リー・ピンビン撮影監督

1954年、台湾生まれ。トラン・アン・ユン監督作品は、『夏至』(00)、『ノルウェイの森』(10)を手掛けている。ウォン・カーウァイ監督の『花様年華』(00)の絵巻物のように美しい映像で、全米批評家協会賞、NY批評家協会賞を受賞する。ホウ・シャオシェン監督作品でも知られ、『童年往時/時の流れ』(85)、『恋恋風塵(れんれんふうじん)』(86)、『珈琲時光』(03)、近年では『黒衣の刺客』(15)などを担当する。日本の監督からもリスペクトされ、行定勲監督の『春の雪』(05)、是枝裕和監督の『空気人形』(09)を手掛ける。その他の作品は、アン・ホイ監督の『女人、四十。』(95)、田壮壮監督の『春の惑い』(02)、セザール賞にノミネートされた『ルノワール 陽だまりの裸婦』(12)など。

マリオ・バティステル編集

トラン・アン・ユン監督作品は、『夏至』(00)、『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』(09)、『ノルウェイの森』(10)を手掛けている。その他の作品は、ジョン・マルコヴィッチ監督、ハビエル・バルデム主演の『ダンス・オブ・テロリスト』(02・未)、ヴァネッサ・パラディ主演の『エイリアンVSヴァネッサ・パラディ』(04)、ジョン・マルコヴィッチ主演の『Drunkboat』(10)など。

ヤン・ブロンデル視覚効果スーパーバイザー

数々の大作や話題作の視覚効果を手掛ける。その作品は、ジョエル・シューマカー監督の『バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲』(97)、デヴィッド・フィンチャー監督の『ファイト・クラブ』(99)、ミシェル・ゴンドリー監督の『ヒューマン・ネイチュア』(01)、オドレイ・トトゥ主演の『愛してる、愛してない…』(02)、アル・パチーノ主演の『シモーヌ』(02)、ニコラス・ケイジ主演の『ロード・オブ・ウォー』(05)、ジュリアン・シュナーベル監督の『潜水服は蝶の夢を見る』(07)、『ラスト・ブラッド』(09)、ジェラール・ドパルデュー主演の『アストリックスの冒険 秘薬を守る戦い』(12・未)と『クリムゾン・プロジェクト』(13・未)、リュック・ベッソン製作の『トランスポーター イグニション』(15)など。

トラン・ヌー・イェン・ケーナレーション/美術

1968年、ベトナム生まれ。トラン・アン・ユン監督の公私にわたるパートナー。
『青いパパイヤの香り』(93)、『シクロ』(95)、『夏至』(00)、『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』(09)に出演。女優業のみならず、『青いパパイヤの香り』では美術、『シクロ』ではセット・デザインを担当し、『ノルウェイの森』(10)ではプロダクション・デザインと衣装デザインを務めている。

オリヴィエ・ベリオ衣装デザイン

1963年生まれ。ジュリアン・シュナーベル監督の『潜水服は蝶の夢を見る』(07)でアメリカ衣装デザイナー組合賞に、リュック・ベッソン監督の『アデル/ファラオと復活の秘薬』(10)と、ギヨーム・ガリエンヌ監督・主演の『不機嫌なママにメルシィ!』(13)でセザール賞にノミネートされる。
ベッソン監督作品で知られ、ミシェル・ヨー主演の『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』(11)、ロバート・デ・ニーロ主演の『マラヴィータ』(13)、スカーレット・ヨハンソン主演の『LUCY/ルーシー』(14)、最新作の『Valerian and the City of a Thousand Planets』(17)を手掛けている。その他の作品は、ジョン・トラヴォルタ主演の『パリより愛をこめて』(10)、リーアム・ニーソン主演の『96時間』(08)、『96時間/レクイエム』(14)、ケヴィン・コスナー主演の『ラストミッション』(14)など。